W杯と芝の公園

  • 米山 隆一
  • at 2006/6/27 10:46:35

今回のW杯は残念な結果になりました。個々の戦いはとても惜しいものだったと思いますが、同時に彼我の技術や身体能力の差を感じた方も多かったと思います。

その差を日本人と西洋人の生まれつきの体格差や身体能力の差に帰する向きもありますが、私はそうは思いません。確かに北欧系の人は日本人より一回り大きいですが、スペイン、イタリアの南欧系の人は、日本人との体格差は全く無いですし、むしろ小さいくらいだと思います。身体能力や、所謂運動神経の差についても、一般の人同士で比べると日本人は決して身体能力も運動神経も悪くありません。

それでは何故、と思われるかもしれませんが、その答えは、アメリカに来て各地にある芝の公園を見ると、一目瞭然であるように思われます(アメリカはサッカーはそれほどではありませんが、その他のスポーツはご存知の通りとても強いです。又ヨーロッパから来ている同僚に聞く限り、アメリカほどでは無いにせよ、ヨーロッパの公園事情も可也良いようです)。アメリカには、町中のあちこちに、芝のグランドがあって、皆が自由に使えます。週末は勿論、平日でも夕方になれば、親子や子供同士、そして大人同士で、サッカーやバスケット、テニスや陸上、そしてアメリカンフットボールに興ずる姿が、ここかしこに見られます。こうやって幼い頃から多くの人がスポーツに親しめば、その中からとても上手な子が現れてくるのはむしろ当然でしょう。今の日本に不足しているのは、この「生活の中で自由にスポーツを楽しむ環境」、より言えば、スポーツに限らず「個人が自由に生活を楽しむ環境」であるように思います。

勿論土地の制約がありますから、東京でアメリカと同じようなスポーツ環境を実現することは、そもそも望むべくも無いでしょう。しかし残念なことに、土地がたくさんあるはずの新潟でも、そのような環境は出来ていません。公園は各地にあります。でもそれは、比較的小さい四角い土の公園で、子供や大人が混じってスポーツに興じられるものではありません。スポーツ設備のある所謂「運動公園」もあるのですが、その使用には予約が必要で、なかなか「仕事帰りにぶらっといく」「休みの日にちょっとよる」と言う使い方が難しいのが現状でしょう。

私たち日本人はとても真面目に、「公共の為の公共の設備」を作り、「公共の為」にそれを使ってきました。それは勿論日本に今日の経済の発展をもたらしました。その価値は否定しようも無いのですが、そろそろ「一人一人のための公共の設備」をつくり、「一人一人が、親子や、家族や、友人達でそれぞれの生活を楽しむ為にそれを自由に使う」と言うあり方に変わっても良いと思います。それは、才能と情操豊かな次の世代を作ることで国の発展にもつながります。一人一人が自らの生活を楽しめれば、自然と故郷を愛し、国を愛する気持ちも生まれるでしょう。そしてこの地方に、人生の豊かさを実感できる環境を作っていけば、それは若い世代をこの地に定着させて、真の地方の活性化をもたらすことになるでしょう。その手始めに私は、この新潟に、誰もがいつでも自由につかえる、広い芝の公園を作っていくことを、提案したいと思います。

最後になりますが、私の住んでいる地区の公園の写真を掲載します。こんな公園があちこちにあって、皆が自由に楽しめる、そんな新潟、そして日本を、作っていきませんか?


 
 
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