足立議員が朝日新聞の「『家計』開学へ、これで落着とはなら」という社説に足立議員が

 「朝日新聞、死ね」

 

とツイートし、これに対して非難が殺到するや、

 「朝日新聞の報道は万死に値するから、『朝日新聞、死ね。』と書いても問題ない。」という趣旨の説明記事を掲載( http://blogos.com/article/258949/ )し、その上「山尾議員が『日本死ね』を国会で取り上げたことにについて、謝罪し撤回すれば、私も撤回する。」と、突如全く関係ない山尾議員を持ち出して、笑止千万、子供のいちゃもんか、としか言いようの捨て台詞を書かれておられます。

 いろいろご意見もある所でしょうが、国会議員である足立氏の、日本の言論の自由をあまりにも無視した発言を放置するのは、民主主義政治家の一人として我慢できませんので、コメントさせて頂きます。

 繰り返し私は県知事として中立であり、家計学園の問題について、朝日新聞の論説と足立議員の主張のどちらが正しいか、コメントする立場にありません。しかし、はっきりしているのは、どのようなものであれ、言論の自由が保障されている日本において、「万死に値する」言論などない、という事です。

 足立氏は以前にも国会で「共産党と協力関係にある民進党も、公安の調査対象にして欲しい。」などという主張をしており、ともかくも自分の主張が必ず正しく、自分が正しくないと感じた主張をする者は、「公安の調査対象とするべき」、「死ね」、「万死に値する!」などと言ってその発言やその発言を行う者自体を物理的に排除しようとする態度を鮮明にしています。私は心底慄然とします。
 日本は、言論の自由が保障されている国です。法による範囲の中で、ある事象をどのように感じどのように表現しどのように主張しても、それは自由です。法に触れる言論は勿論いけませんが、それを判定するのは裁判という司法手続きであり、足立氏個人が勝手に判断していい事ではありません。また仮に法に触れるとして、それは法の範囲でペナルティを課せられ、必要な対応を命ぜられるのであって、いずれにせよ単なる言論が「万死に値する。」などという事は絶対にありません。
 足立氏の、自らと意見の異なる者に対して繰り返されるこのような暴言、言論そのものどころか、言論を行う者自体の否定は、最早看過していいレベルではないと、私は思います。

 尚この様に言うと、足立議員から「同じことを『日本死ね』を取り上げた山尾議員に言え!」という、全く非論理的かつ笑止千万な反論が来ることが予想されるのであらかじめ反論しておきます。
 まずもって、当たり前ですが、山尾議員は「日本死ね」のブログを書いたものではなく、保育園に落ちたお母さんの切実な気持ちを取り上げたもので、これを自らの愚行の言い訳にするのはあまりに筋違いすぎます。
 また、「日本死ね」のブログ自体も、そもそも「日本」は「朝日新聞」のように具体的に危害が及ぶ対象ではない上、その中身を読めば、憤懣やるかたない気持ちを「日本死ね」という言葉に託したにすぎず、日本という国家に死ねとか、ましてや個々の日本人に死ねと言っているのでもない事はすぐわかります。
 「それなら俺もそうだ!」と足立議員は言われるのかもしれませんが、ご自身で、公然と「朝日新聞の主張が万死に値するから『朝日新聞死ね』と書いたんだ!」と主張されておりますので、その言い分は通りません。
 繰り返し、足立氏の、自らと意見の異なる者に対して繰り返されるこのような暴言と、言論そのものどころか、言論を行う者自体の否定は、最早看過していいレベルではないと、私は思います。

 自由主義、民主主義の日本を愛する一国民、一政治家として、私は、以下の通り、足立議員に申し上げたいと思います。

「私は、言論の自由を真っ向から否定し、自分の気に入らない言論どころか、自分の気に入らない言論をする者自体を物理的に排除することを求めるかのような暴論・暴言を繰り返す足立議員は、民主主義日本の言論の府の一員に全くふさわしくなく、今回の弁明に代表される足立議員の暴論・暴言は、千回辞任しても足りない、万辞に値するものだと思います。しかしながら、曲がりなりにも民主主義日本の選挙制度において、公約を掲げ、それを信じた有権者の投票を得て当選されたことは事実ですので、言葉通り公約を守られるなら、まだしも辞任までは要しないと考える余地もあります。今すぐ、ご自身が公然と掲げた、『小選挙区で負けたら議員辞職する。』との公約を実行して頂ければと存じます。」


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