少々遅ればせながら、5月5日は子供の日という事で、間もなく50歳になる私から、メッセージを送らせていただきたいと思います。

 皆さん、日本の15歳未満の子供の人口は、1571万人、36年連続で減少し、過去最低となりました。出生数は98万人で初めて100万人を割りました。私の生まれた昭和42年は193万人ですから、そのほぼ半数となっています。日本はいま、未曽有の少子高齢化という社会の大きな変革期を迎えています。
 人口だけではありません。皆さんは生まれたときからネットがあるから気がつかないかもしれませんが、インターネットの普及と、ITを中心とした様々な科学技術の進歩は、世界を大きく変えています。これからもより多くの技術が、より大きく世の中を変えていくでしょう。そしてその中で、世界はきっと今よりもずっとずっと狭くなって、ずっとずっと多くの交流が生まれるでしょう。

 そんな変化の激しい世界に生きる皆さんに私は伝えたいと思います。

 「創造的であれ、保守的になるなかれ」と。

 残念なことに、今日本では、もしかしたら世界でも、「保守」が流行しています。多くの人が、自分が「保守的」である事を誇ろうとしています。そういった方々は、過去の道徳や、過去の制度を美化し、それがなくなった事が日本の変化-停滞の原因であり、それを復活させれば、日本は停滞を脱し発展すると主張しています。
 しかし、落ち着いて考えて下さい。当たり前ですが、過去の道徳も過去の制度も、過去に存在していました。それが存在する状態で、変化は起こり、日本は停滞に陥りました。それが存在する状態で、変化を止めることも停滞から脱することもできなかったのです。過去の道徳や制度がなくなったから変化が起こったのではありません、過去の道徳や制度がある状態で変化が起こり、変化が起こったから過去の道徳や制度が存在意義を失って消えて行ったのです。

 時間の針を、逆に戻すことはできません。昔がどれほど良い時代だったとしても、昔に戻ることはできません。当たり前のことですが、今を生きる皆さんが幸福になるためには、今が良い時代にならなければなりません。変化している今をより良い時代にするために必要なことは、過去の何かを復活することではなく、変化した今にふさわしい、技術や、一人一人の生き方や、社会全体の制度を、創造していくことです。繰り返しになりますが、是非今を生きる皆さんは、保守的ではなく、創造的であってほしいと思います。
 
 では、創造的であるためにはどうしたらいいでしょうか。勿論0から1を創るという意味での創造はとても難しいことで、それができるのは、神様から才能を恵まれた、ほんの一握りの人でしょう。でも私は、特別な才能がなくても、少しの心構えで、小さな創造、身近な創造を積み重ねて、創造的に生きることは出来ると思っています。その為に、私自身にも課している心構えを、お伝えしたいと思います。

1.寛容であれ
 新しいものは、常に異質に見えます。異質なものを排除していては、創造的にはなれません。自分自身が何かを創れなくても、誰かが創った素晴らしいものを排除せず、その価値を理解しようと努める事は、十分創造的な生き方だと思います。

2.公正であれ
 新しいものを理解したその次には、それを選択するかどうか決めなければなりません。その選択は、公平でなければなりません。ただ単に新しいという理由で新しいものを選ぶというのでは、創造ではなく、単なる新し物好きですし、場合によっては破壊になってしまいます。昔のものの中にも勿論良いものはたくさんありますし、昔のものの中に今まで見つからなかった良さが新たに見つかることもあります。物事を、新しいか古いかではなく、それが良いものかそうでないかで、公正に評価することが、私は創造的な生き方であると思います。

3.賢くあれ
 ちょっと嫌な感じの言い方かもしれませんが(笑)、「賢い」事はやっぱり大事です。物事を公正に評価する、その評価のツールとなるのが「賢さ」だからです。皆さんはその賢さを身に着けるために、日々勉強しています。決してとびぬけた成績を取る必要はありません。義務教育と、場合によっては高校の教育の一部の基本的な知識があれば世の中の大抵の事は評価できます。大事なのは、自分の思いこみではなく、きちんとした根拠のある知識を用いて評価することであり、その技術を私は賢さと言うと思っています。

 様々な技術や、一人一人の生き方や、社会全体の制度を、世の中に新しく出てきたものでも、昔からあるものでも、寛容にうけいれ、公正に、そして賢く判断する、それこそが私は創造的な生き方であると思います。
 そして今はまだ15歳以下の子供である皆さんが創造的に生きる事が、それをできる環境を作る事が、これから日本が、今生じている社会の変化に適応し、停滞を脱し、新たな発展に向かう最善の方法であると、私は思います。
 最後にもう一度お伝えさせていただきます。

Boys and Girls, Be Creative, Don't Be Conservative!
(少年少女の皆さん、創造的であれ、保守的になるなかれ。)

新潟県も頑張ります。

 


  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://www.election.ne.jp/tb.cgi/99601

エレログTOP | エレログとは | 運営会社 | 免責および著作権について | お知らせ

政治家ブログ”エレログ”地方議員版ができました。参加お申し込みはこちらから

政治家専門サイト ele-log 国政版 お申し込み 政治家専門サイト ele-log 地方版 お申し込み
国会議員、都道府県知事、市区町村長、都道府県議、市区町村議、および立候補予定者専用

Copyright by Promote committee of Online-Election.,2001-2007, all rights reserved.
ele-log and the ele-log logo are registered trademarks of
Promote committee of Online-Election