米山隆一の10年先のために

　今回の県知事選挙の私の選対本部長は、森ゆうこ参議院議員です。

　獅子奮迅の活躍でまさに適任と思うのですが、マスコミから何度も「選対本部長とはどうですか？」という含みのある質問をされるので、この際、選対暴露話的に、私の公式見解を出しておこうと思います（笑）。

　さて、そもそもなぜマスコミがこんな質問を何度もするかですが、それは正直に言って、私のキャラクターと、森ゆうこ議員のキャラクターが相当に違って見えるからであると推測されるのですが、率直に言ってその通りです（笑）。直感でズバズバものを言う森議員と,、自分で言うのもなんですが理詰めの私との間で、告示前は、夜な夜な

「こうするわよ。」
「私はこうしていただきたいと思います。」
「あんたねぇ、偉そうなことを言うのは選挙に通ってからにしなさいよ。選挙に通っている人の言う事を聞きなさい。」
「先生が選挙に通って私が落ちているのはその通りですが、先生が選挙に通したのは先生であって、私ではありません。私を通したことがある人は今現在おりませんので、どちらの意見も同じと思います。」

という、理屈っぽい一休さんのような禅問答が交わされておりました（笑）。

　ただ、水と油くらいにキャラクターが違う二人なのですが、「何でもズバズバ言うが根に持たない。」というところは共通ですし、告示を乗り切ってしまうと後は基本演説しまくることに尽きるのでさしたる議論のネタもなく、かつ大前提として、言っている事それ自体はもっともな部分が多くて勉強になっているので、あくまで楽しい禅問答という感じです。

　水と油が混ざらないというのは実は思いこみで、界面活性剤を入れて思いきり振って攪拌すれば見事美味しいマヨネーズが出来上がります。
　一つの目的に向かって思う存分攪拌しあうことで（笑）、むしろ素晴らしい結果が出るものと、私は確信しています（笑）。