コメントに対するお返事が長くなりましたので、新たなトピックとして投稿いたします。

谷田さん

コメント、アドバイス、ありがとうございます。

自民党で若手の育成が進んでいるのはその通りで、単純に私の不徳の致すところで、私にはその機会は得られなかったということだと思います。

ご批判はあるかもしれませんが、私は原発の容認、上限付き企業献金の容認は、正当な政策だと思っています。

地方分権についてのご指摘はごもっともで、実のところ私自身も面接の際そのように述べました。これに対して面接官のお一人とはかなり厳しい議論になったのですが、他のお二人は、「地方分権は地方で決めるべきことは決めるということであり、中央がリーダーシップを発揮すべき事は、当然中央で決める。逆に今は、地方の細かいことまで中央が決めるから、それに忙殺され、中央が本来なすべきことをできない状態である。地方分権は、中央がリーダーシップをとるための方策でもある。」と答えられました。維新の会は、地方分権と同時に首相公選制を掲げており、上記の理念と合致します。「地方分権」は言葉としては一つですが、その実人によってさすものが違います。私は、維新の会の掲げる「地方分権は」適正な主権の配分で、中央と地方が存分に力を発揮できるようにすることを示すものと理解しています。

競争政策については私は意見が異なります。現在の経済は、国内でいかに産業を保護しようと、国際的に勝てなければ問題にならなくなっており、明治の時代とは大きく異なっています。また、JALやエルピーダといった、「国家丸抱え」的企業が、結局のところ競争力を獲得できなかったのは、記憶に新しいところです。国の産業育成政策は、特定の企業を対象とするのではなく、科学技術、経済制度、経済政策といった「産業インフラ」とでもいえるべきものの整備に向けられるべきであり、その土台を使って、個別の企業には存分に競争をしてもらってこそ、世界に通用する強い企業が育つという維新の理念は、私は正しいものと思います。

現時点では問題ありませんが、選挙が終われば、国会議員でない橋下代表代行が国会議員の頭越しに政策を決定することのいびつさは、当然問題になることと思います。橋下代表代行も当然その点を理解しているからこその、太陽と合併し、代表を石原氏に譲り、かつ石原氏を東京比例区に擁立したものと、私は認識しています。

是非、常に謙虚に、かつ不屈の意志で努力を続けたいと思いますので、ご指導の程、どうぞよろしくお願いいたします。

いちろうさん

コメントありがとうございます。

維新の会は、「世界で勝てる日本企業」をつくる産業政策を非常に重視しており、ご批判は当たらないものと思います。その点でいえば、むしろ自民党の方が、ごく限られた、かつ残念ながら競争力を失い、かつニーズも少ない企業の延命に国のリソースの多くをつぎこもうとしており、「みんなでゆっくり衰退することが日本的美だ」と思っているように見えます。時代の変遷によって、必要な産業、投資すべき対象が変わるのは、止むを得ません。それを認めたうえで、混乱なく社会が時代のニーズに合わせて変遷できるようにすることが、政治の役割であり、私は維新の会でそれを実現しようと思っています。

是非今後とも、興味とともに見守ってくださいますよう、お願い申し上げます。


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