米山隆一の10年先のために

　本日小沢民主党代表が辞任を発表しました。私も、発表直後に数社からコメントを求められましたので、そのやりとりを記載したいと思います（実際の新聞に載るのは、多くて3行位でしょうから・・・）。

問－小沢代表の辞任を聞いての感想は？

　良くも悪しくも「政局」で動く方ですので、小沢さんは時期を見て辞任すると思っていました（本当です－過去の記事 http://www.election.ne.jp/10840/71018.html をご参照下さい）。従って辞任について特に驚きはありません。代表選の日程を考えるとこの辺が最後のタイミングですから、辞めるべくして辞められたと言うところではないかと思います。

問－選挙への影響は？

　勿論自民党にとってはマイナスでしょう。小沢さんの辞任で民主党に即追い風とは行かないでしょうが、少なくとも逆風は止みます。又それ以上に、当分民主党の代表選がマスコミを独占することが、民主党にとってプラスに働きます。それは相対的に自民党にはマイナスになると言うことです。
　ただ我が新潟5区に限って言えば相手候補は無所属ですし、小沢さんが表舞台から消えて若い代表が選ばれれば、与野党を問わず世代交代の雰囲気が広がり、私にプラスに働くのではないかと思います。
　両者を合わせて、結局影響はプラスマイナスゼロではないでしょうか。

問－誰が代表に選ばれれば良いと思いますか

　ははは、相手の党のことですかららあまり希望を言うのも何ですけれど（笑）・・・。「選挙で与しやすい」と言うことであれば、鳩山さんでしょうか。
　ただそんな政局がらみではなく「日本の為」と言うことであれば、私は（可能性は薄いでしょうが）前原さんになっていただきたいと思います。「大きな政府か小さな政府か」とか、「福祉か道路か」とかは与野党でいくらでも論争すれば良いと思うのですが、殊安全保障に限っては、政権交代の可能性のある野党第1党にあまり現実離れしたことを言ってもらっては国の存立が危うくなります。この点で前原さんが最も現実的だと、私は思います。

問－これからの選挙戦で、特に変えていくことはありますか？

　先ほど言ったとおり影響はプラスマイナスゼロだと思っていますので、戦略を大きく変えると言うことはありません。ただ、これから民主党内の政策論争がクローズアップされるでしょうから、私はこれまで以上に、それに負けないしっかりとした政策を訴えていきたいと考えています。