活動報告

山古志ウォークと走れメロス

  • 米山 隆一
  • at 2008/10/05 19:48:25

 1週間前の9月28日、旧山古志村の道9kmを歩く「山古志ウォーク」に参加しました。実はこの行事、之までは標高差 130mの12kmの道のりを走る「山古志マラソン(http://www.election.ne.jp/10840/24246.html) 」とセットだったのですが、なんとこの「山古志マラソン」、道路特定財源を使って運営されていたとのことで、昨今の情勢を鑑み、今回はお金を使わない「山古志ウォーク」だけとなったとの事でした。私が言うのも何ですが、政治は意外に身近なところに影響を及ぼしているものです(苦笑)。

 天気にも恵まれ、秋の山古志は風光明媚でとても爽やかだったのですが、私にはそれを十分には楽しめない事情がありました。正午から、魚沼市で行われる友人、山田さんの結婚式に出席しなければならなかったのです。
 因みにスタート時間は、大会次第では「9時半」でした。私は割と歩くのは速いほうで、坂道でも時速6kmくらいは余裕で歩けます。「9kmなら11時にゴールして、15分で駐車場まで引き上げて、40分で移動して、何とか間に合うかな」という目算だったのですが、いかにもありがちに、開会式が20分ほど押しました。はらはらしながら待っていた私が「さあ出発」と思ったら、今度は、「先ずは16kmコースの方から出発してください」の声(「山古志ウォーク」には9kmコースと16kmコースがあり、私は結婚式に間に合うべく、9kmコースを選択していました)。1000人近くいると思しき16kmコース出場者が出発し終わってやっと私がスタートしたときには、既に9時55分になっていました。

 さあそこからが大変です。「1時間で9km歩ききるしかない!」と決心した私は、景色も周囲の人にもウォークの趣旨にも完全に目をつむって、ひたすら歩き続けました。最後にはほとんど小走りになって何とか11時5分過ぎにはゴールできました。
 ところがそこからまだ、10分以内に、2kmほど離れた駐車場に到達しなければなりません。シャトルバスはありますが、ウォークの趣旨を無視して断トツでゴールした故に、まだ運行の時間ではありません。ここも覚悟を決めて、私は2km先の駐車場に駆け出しました。途中羽黒トンネルを通っているときには、遠くに小さく見えるトンネルの出口の明かりにその長さを見せつけられるようで、大分くじけそうになったのですが、「走れ、走るんだ、メロス、友との約束を果たす為に!あきらめずに走るんだ!」と自分に言い聞かせて走り続けました(苦笑)。

 

 とは言え、羽黒トンネルを出た後は大分グロッキーになって、「まあちょっと遅れてもしかたないか・・・」と言う気持ちも多少沸いてきたのですが、そこにまるでお話のように優しい方が通りがかってくれ、私を車で駐車場まで運んでくれ、無事駐車場に11時15分に到着できました。きっとあの方には良い事があるでしょう。

 そしてその後は目算通り12時5分前に到着し、無事結婚式に出席する事が出来ました(幾久しい幸福をお祈りいたします)。

  

 

因みにこの日は、その後更に広神地区でミニ集会をこなし、ただ単に「会う」と言う事なら、2000人くらいの人に会えた一日でした(その大半は、無言で黙々と歩く私の後ろ姿を見ただけですが・・・)。

 衆議院議員選挙は行ったいつになるのか皆目見当がつかない状況になってきましたが、ともかくもこの日のように、全力で走り(歩き)抜き、総ての人との約束を(可能な限り)果たしたいと思います。


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コメント

票の為には走るんだね。

  • Posted by 地元青年会議所理事長
  • at 2008/10/09 22:56:49

地元青年会議所理事長さん

 コメント有り難うございます。仰るとおり、私をはじめとして、政治家もしくは政治家になろうとするものは、票の為に電柱に頭も下げますし、走りもします。それは時にさもしく、時に利己的に見えるかもしれません。しかし、民主主義に国家に於いて自らの政策を実現するためには、それしかないからそうしているのだと言うことも、ぜひご理解いただきたいと思います。
やたらめったら頭を下げたり、やたらめったら走り回ったりせず、ひたすら静かに慎ましくしていれば、誰からも非難はされず、良い人でいられます。しかし誰もが誰にも迷惑をかけずに、ただ静かに座っているだけでは、何一つ変わらないから、国家も地域も少しも良くならないから、私は自分で動こうと思っています。その中で迷惑をかけてしまう方には本当に申し訳ないですし、それを許してくれと言うのもおこがましい話だとは思いますが、それでも誰かがそれを飲み込まなければ、政治の現場にたち、政治を動かすことは出来ません。私の政治活動で迷惑をかける総ての人に心から謝罪すると伴に、大変おこがましくて恐縮ではありますが、改めて、ご理解とご支持を訴えたいと思います。

 尚ここまでは、「頭を下げたり走ったり」するのは「票の為」という前提で書いてきました。それは勿論否定できないのですが、実際選挙を経験すると、誰も彼もに迷惑をかけ、誰も彼もに助力してもらっていることを日々痛感します。心から総ての人の元に駆けつけて、頭を下げてお礼を言いたい気持ちになっているからこそそうしているという部分もかなりあると言うことも、理解して頂ければ幸いです。

  • Posted by 米山 隆一
  • at 2008/10/11 04:45:42

実は先生の大学学部の後輩です。
今年から診療をやめてまた学校に入ってしまったので、まだ同窓会費おさめてないという不良同窓生ですが…。

ここのコメント欄を開いて、大変驚くとともに何故か安堵しました。
まずは、票を集めて当選して下さい。

実は先生には以前から非常に期待してきました。
おそらく、いわゆる「医療崩壊」の進行によって国民の多くが医療から疎外される事態は避けようがありません。
壊滅的な事態にすらなるでしょう。

その時、焼け野原から適正(現在のものは一部の人間が見返りもないまま命懸けで無理して維持されているだけのものであり、持続可能性がないものなので決して適正ではありません)な医療システムを構築出来る人間は立法者に不可欠です。
臨床医としての経験がある先生や、F先生の真価が発揮されるのはその時じゃないかと思います。
その際の立法はあくまで速やかでなければなりません。
行政、経済界の反応如何では未来がなくなり、具体的には人死にが出ますので、何があっても彼らの暴走を許すわけにはいきません。
出来ることであれば、今から、それを念頭に置いた政治活動をして頂ければ幸甚です。
一般国民には理解出来そうもなく、曲解されるのが関の山なので今回も医療に関して生々しいことをマニフェストに記載する必要はないと思います。
水面下で温めておれば、出すべき時期が必ず来ます。

  • Posted by KY
  • at 2008/10/11 21:17:53

言い訳がくどいね、長いね。やっぱり政治家より官僚小わっぱ役人が向いてるね。

  • Posted by 地元青年会議所理事長
  • at 2008/10/15 06:47:53

地元青年会議所理事長さん

ははは。痛いところで、その通りかもしれません。でも、大化けするかもしれませんよ。一つ賭けてみませんか(笑)

  • Posted by 米山 隆一
  • at 2008/10/17 09:17:29

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