衆議院議員 かんけ一郎のブログ

今日は天寧寺において早乙女貢先生の入魂式が執り行われました。
早乙女貢氏は曾祖父が会津藩士であった事から、子どもの頃から会津藩士の子孫として「武士の魂とは」という話を聞かされながら育てられ、戊辰戦争で会津藩が受けた朝敵の汚名を晴らす為に作家の道を選ばれたとお聞きしております。
早乙女貢先生の代表作「会津士魂」は会津人の無念な思いを晴らすべく、まさに刀をペンに持ち替えて挑んだ戦いであり、歴史的な大作であります。
平成２０年９月には「会津親善大使」に任命させて頂き、会津の発展のために、なお一層ご活躍して頂く事を期待していたところでありますが、一昨年暮の突然の訃報は、私たち残された者にとりまして痛惜の極みであり、本市にとりましても極めて大きな痛手でありました。
しかしながら、早乙女先生の残された数々のご功績と崇高なる精神は、新たな時代を切り拓く私たち会津人の大きな指標となっております。会津若松市の天寧寺に早乙女貢先生のお墓が建立されますことからは大変な誇りであります。
しっかりと先生の功績を継承して参りたいと思います。