議会関係

最終本会議市長あいさつ

  • 菅家 一郎
  • at 2011/3/24 13:53:55
 

今日は最終本会議が開催され平成23年度の予算等が承認されました。
以下、最終本会議市長あいさつの内容です。



 はじめに、この度の東北地方太平洋沖地震で不慮にして亡くなられた多くの方々に深甚なる哀悼の意を表するとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます
本市におきましても多くの被害が発生し、誠に残念ながらお一人の尊い命が犠牲になられました。謹んでお悔やみを申し上げ、ご冥福をお祈りいたしますとともに、今なお不自由な生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げます。
 さらに、本市に避難された方々に、昼夜を問わず、温かい手を差し延べ、懸命なる人的物的、支援協力を提供されている多くの市民の皆様に対し、心から感謝を申し上げます。
 
市といたしましては、被災後直ちに、私を本部長として『災害対策本部』を設置し、被害状況の把握や避難所の開設、ライフラインの復旧に向けての対策を連日24時間体制により、現在全力で対応しております。
 
私たちは今、“世界最大級の震災”というかつて経験したことの無い難局を迎えております。市民の皆様におかれましては、様々なご不便、ご苦労をおかけしておりますが、市民生活への影響を最小限に食い止めるべく、今後とも全庁一丸となり全身全霊取り組んでまいりますので、市民一致協力のもと、一刻も早い「復旧・復興」に向け、皆様お一人お一人のご理解とご尽力、ご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 さらには、本市に避難された方々に対する最大限の人道支援を積極的に進めて参りたいと存じますので、更なるご支援とご協力を重ねてお願い申し上げます。
 ここで、平成23年2月市議会定例会の最終日に当たり、議員各位に対しまして、御礼と市長任期3期12年の節目としてあいさつを申し上げます。
 このたびの定例会におきましては、平成23年度当初予算をはじめとする諸案件につきまして、皆様の慎重なる審議の結果、本日議決の同意をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます
 また、3期12年という長きにわたり、市長の職責を担うことができましたのも、ひとえ議員各位ならびに本市を愛する多くの方々の温かいご支援とご協力のたまものと、心から感謝申し上げる次第であります。
 私は、平成11年4月の市長就任以来、一貫して市民が主役の公平・公正な開かれた市政運営を基本とし、市民の皆様とのパートナーシップによる協働のまちづくりにより、真の地方分権を確立すべく、夢と活力ある元気な会津若松市の実現に向け全力で取組んでまいりました。
 そうした中で、全国でも有数の歴史と文化を持ち、美しい自然と多種多様な産業に恵まれた、この郷土・会津若松市の市長として、市制施行100周年、さらには110周年を市民の 皆様とともに祝すことができましたことは、まさに誉であり、誇りであると感じているところであります。
 このように20世紀から21世紀への橋渡しを担うにあたって、私といたしましては、本市繁栄の第一の道は「観光都市」として更なる飛躍を図ることにあるとの認識にたち、 「鶴ケ城」を中心に据えて「会津ブランド」を活かした元気なまちづくりに取組んできたところであります。
 こうした取組を通して、ゆかりの地や 各界各層の方々と出会い、その輪を広げ、 市政運営に活かすことができたのも、ひとえに、多くの困難を乗り越えてきた先人の功績の賜物であり、改めてその偉大さに敬意と感謝の意を表するものであります。
 今後も50年、100年後を見据え、若松城跡とその周辺地域の再整備を図り、魅力ある地域づくりを進めることが、交流人口の拡大を 誘引し、各種産業の活性化、ひいては本市の繁栄と市民生活の安定に結実するものと確信するものであります。
 また、これに加え、市町村合併における「新市建設計画」や市民の皆様とともに議論し、検討を進めて参りました「鶴ケ城周辺公共施設利活用構想」は、本市の将来のまちづくり、地域のあり方をお示ししたものであり、今後も市民の皆様と知恵を出し合いながら、取組みを進めることで、市民の皆様の利便性と生活環境の向上、本市の魅力の向上が期待できるものと考えるところであります。
 一方で、現在の日本の社会経済情勢は未だ不安定で不透明な状況にあり、さらには、 今般の東北地方太平洋地震への対応など、 市政運営には今後も多くの困難と試練が待ち受けているものと憂慮いたしております。
 社会経済情勢がどのように変化しようとも、行政は市民の皆様の安全と安心を確保し、 市民生活を守っていかなければならないものであり、このためにも安定した行財政基盤の確立は不可欠であります。
 私は、これまで、厳しい財政状況の中で 行財政改革に全力で取組み、市債残高の低減などを実現してきたところでありますが、 こうした行財政改革については、今後も継続して取組んでいかなければならないと考えるものであります。
 以上申し上げた取組みにつきましては、 是非ともご理解を賜り、継続した取組みが 図られるよう願う次第であります。
 そして、市政発展のため、ともに歩んで いただいた市民の皆様、議員各位、市職員の方々には、心より感謝を申し上げますとともに、どうか今後とも、本市の更なる飛躍に向け、より一層のご尽力を賜りますよう心からお願い申し上げるものであります。
 今後私は、会津若松市長としての残された責務に対し、1日たりとも市政運営の手を休めることなく、市民生活を守るため、全力で取組んでまいります。また市長職を辞したのちは、この12年間の経験を大きな財産とし、この誇りある「ふるさと会津」のさらなる発展に向け、新たな立場から精一杯努力してまいる所存でありますので、引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
 結びに、議員各位の市政発展に対するこれまでのご尽力に、改めて深く、敬意と感謝を申し上げますとともに、今後ともそれぞれの立場から「ふるさと会津」の発展のためさらなるご尽力を賜りますようお願い申し上げ、私の3期12年の節目のあいさつとさせていただきます。
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