米山隆一の10年先のために

　今朝、新聞を開いてみたら、私の対立候補、田中真紀子氏が民主党に入党するとの報道がなされていました。

　まだ私に取材は来ていませんが、先手を打って私の感想を申し上げたいと思います。

　色々な取り方があると思いますが、私は強がりでも何でもなく、率直に田中さんをかなり追い詰めているのだと思います。
　先ず持って、週刊誌の当落予想とは裏腹に、自民党が直近に行った世論調査ではかなり迫っているという情報が私の陣営に入っています。
　また、つい1月前まで「私は無所属で政界再編をするのよ！」と言っておられ、ほんの1週間前には「こっちからくれとは言っていないが、あげるというからもらってやる」という感じで民主党の推薦を受けた方が、公示3日前になって公認を受けようというのは、常識的に考えてあまり計画的な行動ではありませんし、何より今までの田中さんでは考えられないことです。「どうしてもそうせざるを得ない状況が発生した」と考えるのが普通ではないでしょうか。そして「どうしてもそうせざるを得ない状況」、それは「『民主党の追い風を受け』『万が一の場合には比例で復活』しなければ当選が危うい」、以外にはあり得ないと、私は思います。

　世の中は政権交代のかけ声に圧倒されていますが、私は、政治は志で行うものだと思っています。悪口で大変恐縮ですが、私は私の対立候補に、志を感じることは出来ません。残る2週間あまり、全力で戦って是が非で勝利を勝ち取りたいと思います