平成駄弁の会

  • 米山 隆一
  • at 2006/9/16 21:43:22

 一月遅れのアップで恐縮ですが、8月10日に南魚沼で平成駄弁の会に出席しました。この会は私が大変お世話になった地元県会議員の種村先生と伴に、地元の有志がお互い遠慮なく言いたい事を言い会うと言う趣旨で定期的に開かれています。
 この会に出席された地元の建設業の方の一人が「そりゃ公共事業が減るのは苦しいが、俺達は政治家に頼って生きて行こうとは思わん。こっちはしっかり技術を磨いて地元にとってなくてはならない存在になって生き残るから、政治家の先生にはしっかり地元や日本のことを考えてもらいたい。」とおっしゃっておられました。私は率直に感動しました。JFKではないですが、「地域や国が何をしてくれるかではなく、自らが地域に、そして国に何を出来るか」を考える人がいて始めて、地域も国も、本当の力を発揮できます。こういう方がいる限り、この地域にも日本にももっともっと発展できると、私は思います。
 それはさておき、この駄弁の会は何と言っても食べ物が美味しかったです。地元魚の川で取れた鮎の塩焼き、わたまで丸ごとのイカの姿焼きは、絶品でした。種村先生が中心となってつくられた、地元の葡萄を使い地元で醸造した「越後ワイン」も素晴らしい出来でした。そしてなんと驚いたことに、宴の卓の一角を、我が実家セイジロー肉店のモツ焼きが占めておりました。このモツ焼きは我が店のヒット商品で、私が高校、大学と県外に出してもらえたのは、このモツあってこそといっていいと思います。大学時代も、最もモツが売れるお盆休みには、モツを塩洗いする人手が足りなくて、東京から呼び戻されたものです。私自身はあまりにも残り物を食べさせられた末にすっかり食傷して、長らく食べていませんでしたが、久しぶりに食べたモツはなんだか母の味で、少々ほろりとしてしまいました。
 川風に吹かれながら、ほろ苦い鮎と、懐かしい家庭の味を肴に、意気高い仲間と新潟の酒を酌み交わし、地域と日本の未来を語る、本当に素晴らしい夏の夕べでした。


 
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