三条市が「和食に合わない」と言う理由で給食から牛乳をなくしたことが、全国的な話題になっています。

 私はこれに反対です。

 まずもって、私は給食で「和食の味」を教えるということそれ自体が、ナンセンスだと思います。勿論調理師さんは一生懸命料理はされているのでしょうが、基本的にあの値段で、かつあの大量生産で、「美味しい味」を作るのは不可能でしょう(給食や大学の学食に、「味」を求めるのは過ぎたる望みと言うものです。)。
 また、私自身、現在は、フキノトウのてんぷらや、アユの塩焼きや、カツオのたたきで一杯やるのは大好きですが、そうなったのは齢40も過ぎてからであって、それまではハンバーグ、カレー、焼肉が大好きでした。育ち盛りの子供は、自らの体に必要な栄養素「タンパク質とカロリー」がたくさんあるものを美味しいと感じるようにできています。年を取った大人が大人の観点で、自らが美味しいと思う和食を、本当はお肉と牛乳を必要としている子供に押し付けるのは、到底真の愛情とは言えません。

 そして「育ち盛りの子供が必要としている栄養、特にタンパク質とカルシウムを、安価に提供する。」と言う観点からは、牛乳は極めて優秀な食材です。

「伸び盛りの子供の1日のタンパク質必要摂取量」の値段で比較すると、ざっと

牛肉      1200円
豚肉      720円
ヨーグルト  560円
納豆     480円
牛乳      400円
鶏胸肉    240円
卵                  200円
 

と言う感じですし、

 
 カルシウムの1日の必要摂取量あたりの値段だと

めざし    1070円
しらす干し 213円
牛乳       80円

となります。しかも上記のとおり、給食では調理にかけられる手間が限られています。卵がいかに安くても、ロッキーのように生卵をごくごくと飲むことは困難ですが、牛乳なら、調理なしで飲むことができます。これで、牛乳を使わない理由は、何処にあるのでしょうか?

 もちろん三条市は、牛乳抜きの給食でも、子供の必要摂取量をカバーしているのかもしれませんし、「給食で和食の味を教える。」「栄養は家庭でとればよい。」と言ってもいます。しかし、それは明らかに逆で、「和食の味は、愛情と手間暇かけた料理で、各家庭で教えてください。」「給食では、一食に必要な栄養素を、十分とれるようにします。」と言うのが、あるべき姿でしょう。
 三条市が何といおうが、各家庭で不足した栄養を補給できる保証はなく、もしタンパク質、カルシウムが恒常的に不足するなら、三条市の子供たちの発育が他の市の子供よりも低くなる可能性だってあります。

 政治が、自らの果たすべき役割を超えて、科学的根拠に基づかない単なる思い込みで政策を行った時、その失敗のリスクを受けるのは、一般の方々、一般の子供達です。三条市には是非、「給食」の役割の原点に立ち戻り、科学的根拠に基づいて、その中身を決定していただきたいと思います。

 尚、2-5年後、三条市の子供たちの成長と、近隣他市の子供たちの成長を、科学的に比較してその効果を検証することを提案させて頂きます。


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コメント

うーん迷走もここまで来ましたか。。。

必要なエネルギーと栄養を摂取するという意味で非常に価値が高い食品だと思いますが、牛乳は。

しかも牛乳は本当に和食に合わないんですかね?美味しい牛乳もあると思いますが。。。。

何か何がしたいのか?全く見えない政策です。

  • Posted by 若者
  • at 2014/04/13 15:35:23

三条市長のブログから

ニュースウォッチ9や拙ブログをご覧いただければご理解いただけるとおり、まずは、“牛乳を見合わせることによるカルシウム摂取に係る代替措置を給食内で講ずる”と申し上げているのです。

http://kunisada.seesaa.net/article/394219458.html

  • Posted by 長岡市民
  • at 2014/04/14 10:25:43

私は三条市さんは良い意味でスゴイ!思い切ったことをしたなと賞賛したいです。
牛乳のカルシウムより和食で摂るようなカルシウムの方が体への吸収が良いと聞きます。
栄養の観点で言えば、だいたい現代の子供は飽食ではないでしょうか?大人も子供も飽食が原因の弊害が多いと思います。家庭で肉も牛乳もしっかりとっているでしょう。食卓の和食離れが進んでいる我が国の素晴らしい食文化を積極的に取り入れるのは賛成です!その方が日本人には合っています。
でも牛乳の代わりに出る飲み物があるのでしょうか・・・
食事の時に水でもお茶でも飲めないのはかわいそう。
安くて手軽に栄養が摂れる牛乳を止め手間がかかることを選択した三条市はスゴイです。

  • Posted by ck
  • at 2014/04/14 11:19:08

私と一緒ですね。
私も小学生の頃は天ぷらなんか嫌いでした。
母親に「天ぷらの匂いを嗅ぐと頭が痛くなる」と文句言ってました。

やっぱり、カレーやハンバーグの方が好きでしたね。

そして、子供にとっては牛乳が合うかどうかより栄養バランスの方が大切かと思います。

また、たんぱく質やカルシムを値段で比較ってのも面白いですね。

誰もがお金を無制限に使えるわけではない。
安くて栄養のある牛乳を見直さないといけませんね。

  • Posted by 匿名希望
  • at 2014/04/14 12:36:08

若者さん、匿名希望さんコメントありがとうございます。

ckさん、長岡市民さん、コメントありがとうございます。

三条市が、「代替措置」をとり、「手間をかける」つもりがあるだろうことを、私は否定するつもりはありません。

私や若者さん匿名希望さんおそらく共通の疑問は、

「別に時折、『ある料理』に牛乳をつけないくらいのことは分かるけれど、何故牛乳と言う特定の食材を、『味があうあわない』などと言う主観的な理由で(若者さんのように『和食と牛乳は合う』と言う人だってたくさんいます)、『完全に排除』しなければないのか?単なる思い込みによる牛乳バッシングにすぎないのではないか?」

「わざわざそのために手間暇とコストをかけて、得るものは何か?」

「給食から牛乳を抜いたら、子供たちが和食の味を分かるようになるというのは根拠のある話か?単なる思い込みか?」

と言うことでしょう。

三条市長のブログは拝見しましたが、この点に関する説明らしきものは見当たりません。
繰り返し私は、「和食の味は、手間暇かけた家庭の味で学んでください。」「給食は、栄養必要摂取量を、きちんととることが第一です。人間、多少どんな味でも、お腹がすいてりゃ美味しいし、みんなで食べればなお美味しいものです。給食は美食を学ぶためのものではなく、どんなものでもみんなで美味しく食べられることを学ぶためのものです。」と申し上げたいと思います。

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/14 21:11:58

 いまどきの子供は飽食…というのは実は誤解ではないかと思います。三条市ではどうなのかわかりませんが、家庭事情で給食が最も栄養バランスが整った食事で他の2食はスナック菓子であったり、菓子パンで食事を済ます子供や毎日ではありませんが、時に給食がその日一回の食事 という子供も決して珍しくありません。個人的にはご飯に牛乳はいまいちだと思いますが、子供たちの経済格差・生活格差を身近にみるにつけ、また経済的に困窮していなくても親が仕事で忙しく、栄養バランスの整った手作りの食事が出来ない子供をみるにつけ、給食の重要性を感じます。その中で牛乳を外して和食でカルシウムを補給しようとするとかなり大変なのではないかとおもいます。(和食でカルシウム…という献立は正直、子供があまり好まないものになってしまうからです。) そこが何か良い解決策があるのならよいのですが…  私は牛乳うんぬんより、いっそのこと、子育ての支援の一環として現金給付ではなく
給食費を無料化したらよいのに…とおもいます。
 給付された現金が子供のために使われず、親の享楽費になってしまう事も少なからずあるのが現実です。

  • Posted by もと新潟県人
  • at 2014/04/14 23:36:17

試行錯誤するのは悪いことではないと思います。
ただ、何を持って和食とするのかが・・・。
本来なら洋食に含まれるようなメニューも入ってると思うんですが・・。
そもそも食事中に飲料ってのも本来からすれば外れているのでは?
そのために汁物があるんでしょうし。
突っ込むほどのことではないような気がしますが、論点自体がぼやけている気が・・・・。

  • Posted by とおりすがり(元)
  • at 2014/04/15 09:36:27

とおりすがり(元)さん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通りかと思います。私が牛乳を擁護するのは、正直米飯給食に牛乳がついていた時代に育ったという個人的経験に基づくところもあるのですが、あの当時の僕も、ご飯は御味噌汁で食べて、全部食べ終わってから牛乳を飲んで特段不都合を感じませんでした。

因みに三条市は牛乳を外すことによるカルシウム不足を、「小魚のふりかけ」や「乳製品のデザート」で補うそうで、これだと「小魚のふりかけって和食と言えば和食だけど、却って全体の味わいを壊しませんか?」「牛乳を止めて乳製品のデザートって、意味あるんですか?」「小魚のふりかけって、塩分過多になりそうだけど大丈夫ですか?」と言う疑問がふつふつとわいてきます。

試行錯誤はいいのですが、単価300円弱の給食で出来ることは限られており、あちらを立てればこちらが立たずがほぼ間違いなく生じてしまうということでしょう。

単価300円で出来ること、単価300円でも絶対にやらなけれならないことは、「1食分の必要摂取量を取ること。」であり、後は可能な範囲で、特定の食材を根拠なく目の敵にしたりせず、柔軟に対応されたらいかがですかと、思います。

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/15 17:13:43

 食の多様化が進んだ今日において、給食を全て和食にするのは、疑問が残ることであると思います。また、「米離れ・食の欧風化=食の乱れ、日本人=和食」といった三条市の考えは少々偏りがあると思います。さらに、和食に牛乳は合わないということですが、そんなことは無いと思います。牛乳の廃止ははっきり言って無駄ですし、地元の牛乳の生産者にダメージを与えてしまうことになるのではと思います。(これは、地元農産物の活用という三条市の方針に逆行しています。)
 斬新な政策を行うのは悪くないですが、慎重に考えて不備の無いようにすることが大切だと思います。和食を押し付けても、子供達に和食のよさはあまり伝わらないと思います。また、牛乳の代わりの品を考えるのは手間だと思います。あと、限られた予算の中で作られた給食ですが、個人的には、とても美味しかった思い出があります。(笑)
 拙文失礼いたしました。
 

  • Posted by 新潟県民
  • at 2014/04/15 22:50:19

みっとない!
米山さんにはお似合いかもしれないですがね…。

アナタの無力さと無能をひたすら呪いなさいね!!


あまりにみっともないのですがね…笑って済むレベルを超えすぎて、もう笑えませんがね…!?

  • Posted by 由美子
  • at 2014/04/16 17:38:35

由美子さん、コメントありがとうございます。

そうですね、冷静に見て、私は無力で、みっともなくて、とてもたくさんの人に、迷惑をかけてしまっています。

私は良く「心臓に毛が生えている。」「鈍感力がある。」と言われますが(苦笑)、本当のところそうでもなくて、自らの無力を呪い、消えてしまいたくなる日だってあります。

でも、いくら自分を呪っても、少しもかっこよくなれないし、消えてしまったら文字通り無力になって、今よりもっと多くの人に迷惑をかけてしまいます。

だから、おっしゃる通り、笑って、明日は少しでも力をつけて、少しだけかっこよくなって、ちょっとだけ人の役に立てるようになるしかないんだと、思います。

人生万事塞翁が馬、一寸の虫にも五分の魂、明日は明日の風が吹く、私はそんな気もちで書いておりますので、そう思って読んでいただけると幸いです。

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/16 20:53:28

>繰り返し私は、「和食の味は、手間暇かけた家庭の味で学んでください。」「給食は、栄養必要摂取量を、きちんととることが第一です。

とありますが、そういうことが可能な家庭ばかりじゃないんですよ。
貧困家庭だけではなく、偏った食事をしすぎて味盲になったような親が、ただ単に空腹を満たすだけの味付けも素材もへったくれもない「餌」を出す親がいるんですよ。
そういう子のための最終手段なんですよね、給食は。

かなり当初の論点からずれますが。

  • Posted by 名無し
  • at 2014/04/19 15:47:54

名無しさん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通りかと思います。ただ、「空腹を満たすだけのご飯」は、味が悪いことは勿論でしょうが、おそらく栄養も相当程度に偏っているものと思います。

「最後のレスキュー」である給食が、助けるべき優先順位は何かと問われたら、私は1に栄養、2に味だと思います。そして努力されている栄養士さんや関係者の方々には恐縮ですが、単価300円の給食では、1番を満たすことが出来れば御の字、2番を満たそうとするのは期待しすぎだと思います。

300円で、栄養も味も満点なご飯を、いっぺんに何百食もできる業者さんがゴロゴロあったら、日本からマグドナルドも吉野家も、とうの昔に消え去っているのではないでしょうか。

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/19 21:10:40

いや、別に旨い給食を出せと言っているわけではないです。旨いことに越したことはないです。

同じものを食べ続けると見盲になるので、いろんな食材を使って、いろんな味を体験できることが重要と言っているだけです。
牛乳ぐらい自分のうちで買って飲んでいるとは思いますけどね。

  • Posted by 名無し
  • at 2014/04/26 08:53:40

給食一食が300円と言うわけではないですよ。福岡市の例ですが。
>「◆ 給食費の概要
  〇 保護者負担額(月額)は,
   小学校,特別支援学校小学部、3,900円(1食あたり225.78円)
   中学校,特別支援学校中学部・高等部・4,600円(1食あたり266.31円)
   です。」
>「〇 学校給食の運営にかかる経費は,学校給食法での規定では,
   ・学校の設置者である市の負担は,施設整備費,人件費,修繕費 等
   ・保護者の負担は,食材料費,光熱水費 等
  とされています。」
>「福岡市では,保護者のみなさまの負担軽減のため食材料費相当額のみを学校給食費としてご負担いただいています」だそうです。福岡市のHPより。
小学校で半分、中学校で4割が公費負担です。福岡市の例を見ると、給食一食は452円です。(福岡市の場合、保護者が負担するのは、食材費だけなので、保護者負担分は300円より安くなっています。)
保護者負担分だけを見れば、確かに安いのですが。

牛乳を飲むと下痢をする人も多いですし。それなら、新潟県のヤスダヨーグルトを出して、子供のころから、本物のヨーグルトの味を覚えてもらったほうが良いでしょうし、コシヒカリを給食に出して、BLとコシヒカリの味の違いを覚えさせて教育したり、野菜や果物は形が悪くとも、栄養や味は変わらないと教育したり、給食を教育の一環ととらえるなら、いろんなやり方があるでしょうし、もっと重要なこともあるでしょう。国民は栄養のバランスを考えた食事をとることができないから、御上が給食を作ってやってるんだ的な発想があるとすれば、それならそれで、もっと重要なことを教育すべきでしょう。
牛乳程度にこだわる意味は無いと思います。たぶん牛乳は買ったほうが安いでしょう。

  • Posted by takano
  • at 2014/04/26 18:19:35

名無しさん、takanoさん、コメント、ありがとうございます。

繰り返しですが、別段私は、出来ることなら、給食で味の教育をすることに特段の異論はありません。

何度も言っていますが、しかしそれは栄養の補給が出来た後にするべきことですし、本当のところ、「『給食で味覚の教育』それ自体が、不可能な話ではありませんか?」「おかみが、300円の大量生産で子供に味を教えてやるなんてそれこそ不遜ではありませんか?」また、そもそも「『味覚の教育』と『牛乳を外すこと』は全然関係ないのではありませんか?」と申し上げているのです。

因みに三条市でお子さんを小学校に通わせているあるお母さんに伺ったところ、「子供は学校で美味しくない魚料理を食べるので、家では洋風の肉料理をねだり、そればかり作ることになっています。」とおっしゃられていました。300円の「官制味覚教育」は、むしろよっぽど逆効果になって、「和食嫌い」を作る可能性すら否定できません。

政治家はとかく公的なことで何でもかんでもやりたがります。しかし繰り返し、政治にできないこと、やるべきでないことだってたくさんあります。私は「味覚の教育」はどう見ても、子供を誰より愛する母親にお任せするのが、最善で、給食で人の味覚まで決めてやろうなんて、政治の出しゃばりもいいところだ思いますが、いかがでしょうか?

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/26 19:48:27

いちばん重要なところを飛ばされたようですが。
給食一食が300円と言うわけではないですよ。給食については、
>「〇 学校給食の運営にかかる経費は,学校給食法での規定では,
   ・学校の設置者である市の負担は,施設整備費,人件費,修繕費 等
   ・保護者の負担は,食材料費,光熱水費 等
  とされています。」
給食が全額自己負担と言うわけではありません。

1財政難にもかかわらず税金で給食制度を維持する必要があるのかどうか?
戦後の食糧難の時代ならともかく、今となっては、給食制度は時代錯誤ではないのか?
2栄養のバランスを考えて食事をとることが、御上に強制されないとできないのか?栄養のバランスを考えて食事をとることが必要なのは大人も同じです。それなら大人も全員、給食が必要になります。

3給食制度は民業圧迫の疑いがある。
4税金も含めると給食は高すぎる。

いくつかの論点はあるでしょう。

給食制度は廃止すべきです。

  • Posted by takano
  • at 2014/04/27 01:19:59

takanoさん、コメントありがとうございます。

ええとですね、それは給食費、高いところもあるでしょうが、日本全国大概300円位で、話題の三条市は小学生250円、中学生300円が単価だそうです。

また、給食制度そのものを否定されるなら、それはそれで別の議論になろうかと思います。

「1食分の栄養必要摂取量」を満たしていることは、押しつけと言うより、他人のお子さんを預かって食事を出している以上、当然の義務と言うことではないでしょうか。その上で味もいいに越したことはありませんが、繰り返し、全国平均大体300円の中で出来ることには限界があろうかと思います(単価500円位の学校なら、それなりに美味しくして欲しいと思いますが…。ホカ弁でも、300円なら味に文句をつける気は起きませんが、500円ならちょっと期待しますよね。)。

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/27 02:30:58

福岡市の場合、小学校225.78円。中学校266.31円ですが、これは保護者負担分です。公費負担を加えると、給食一食は452円です。

日本全国大概300円位と言うのは、保護者負担分のみの場合でしょう。公費負担(市の税金)を加えると、給食一食は、450~500円くらいでしょう。
給食が全額保護者負担になったと言う話は聞きません。全額公費負担にしろと言ってる議員もいるくらいですから、全額保護者負担になったら、大騒ぎされるでしょう。

保護者負担分だけを取り上げて、給食はホカ弁や吉野家より安くて栄養があると言うのでは、そもそも議論になりません。
また、間違った情報を流すことにもなります。




  • Posted by takano
  • at 2014/04/27 18:59:07

takanoさん、コメント、ありがとうございます。

記事としては、

http://www.narinari.com/Nd/2007027087.html

が参考になるでしょうか。

 単純な給食費なら、小学校で230円、中学校が270円が平均のようですよ。因みに多くの自治体で学校給食の材料費は給食費で賄うことが原則とされており、これが材料費にあたると考えて、ほぼ問題ないと思います。
 ただし、ご指摘の通り調理員や栄養士の人件費、設備費は公費の補助を受けており、これを換算すると880円~920円!になるとのことです。
 ただ、これは「公務員」と言う特殊事情が入っているのだろうとは思います。

 いずれにせよ、300円程度の材料費で出来ることは限られているのではないでしょうか。

 因みに牛乳騒動がある以前の三条市の給食便りによると、

http://www.city.sanjo.niigata.jp/common/000060193.pdf

材料費は小学校250円、中学校300円です。

この後三条市は現市長の下、米飯給食・和食給食に舵を切ったわけですが、その宣伝に

http://www.city.sanjo.niigata.jp/kenko/page00194.html

というHPを作っています。

医療費の増加も介護負担の増加も、不登校もいじめも非行の増加も、環境への影響も食の安全不振もみんなコメ離れが原因で、米飯給食・和食給食で全部解決できるとお考えのようですが、それは一種の宗教で、問題の本質から目をそらす愚行でしかないでしょう(学校でいじめがあった時に、「お米を食べろ!」で解決するでしょうか?)。

因みに takano さん、何でそんなに牛乳という特定の食材がお嫌いなんですか?

  • Posted by 米山隆一
  • at 2014/04/27 20:28:47

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