米山隆一の10年先のために

　6月25日、新潟県を代表する建設会社福田組の長岡支店の安全大会にお寄せいただきました。お寄せいただいた事自体が大変なご厚意によるもので、心より感謝いたします。

　内容は、私の持論である、「日本の社会資本整備は、実はまだ十分でないところがたくさんある。大きな借金を抱え、国の経済が停滞しているが故に、『これ以上出来ない』となっているに過ぎない。勿論無駄は無駄として無くする事は当然だが、その上で、年収350万円（日本の1人あたりのGDPです）の人にとっては『これ以上家を良くするのは無駄』であっても、日本が発展し1人あたりのGDPが700万円になれば（既にこれを実現している国は現にあります）、もっと良い地域環境、もっと良い社会環境が欲しくなるし、それが可能になる。私たちは是非そうやって国を発展させていくべきだと思う。その為の力を是非かして欲しい。」ということを話させていただきました。

　昨今の原油・原料高に世界的な景気の失速も相まって「発展」所か「現状維持」に先ずは全力を尽くすべきと言う観点はもっともなのですが、「現状維持」は常に「発展」への気概が会ってこそ成し遂げられるものだと思います。新しい日本を作るべく全力で頑張りたいと思います。