恩師と盟友

  • 米山 隆一
  • at 2007/1/24 23:00:29

 本日の朝刊で、新潟県議会議員選挙の北魚沼選挙区で皆川雄二市議が無所属で立候補することが報じられました。彼は魚沼市市議であると同時に、自民党青年局に属し、小出自民党副幹事長を勤めてきました。彼は私と同学年で共通の友人が多数いることもあって、昨年いきなり帰ってきて、選挙のいろはも分からない私に、とても親切に選挙や、自民党や、魚沼市の状況を教えてくれましたし、その後も今後の魚沼や日本の政治のあり方について数多くの議論を交わしました。正に盟友と言って良いと思います。

 一方彼の挑戦を受ける現職の皆川浩平県議は、これもいきなり帰ってきて、選挙実務が全く分からない私に代わって、魚沼での選挙活動を指揮していただき、その後も政治活動やり方について、多くのことを教えてくださいました。又地域をそれこそくまなく歩いて回ってその課題を丁寧に汲み取る皆川浩平県議の政治姿勢には、非常に多くを学ばせていただきました。私は皆川浩平県議を、政治の恩師であると思っています。

 このような場合にどの様な立場をとるのかは難しい問題なのですが、私ははっきりと、皆川浩平県議を応援する立場に立ちます。先ずは皆川浩平県議は、党の公認候補です。結論を出すまでは自由に議論を交わすけれど、結論が出たらそれに従うのが、民主主義のルールです。自民党県連としての決定が為された以上、自民党新潟県第5選挙区支部長である私のとるべき行動に議論の余地はないでしょう。又そういった筋論以外にも、私は皆川雄二市議の政治家としての能力と将来性は非常に高いけれど、現時点での絶対値は、皆川浩平県議に軍配が上がると思っています。その意味で、皆川浩平県議を公認候補として支援する新潟県連の決定は正しいと思います。

 盟友と戦う、それは勿論つらい選択です。しかし、このような場合には、相手に最大限の敬意を払うからこそ、全力を挙げて戦うのが、私が柔道でもテニス道でも学んだ「武士道精神」だと思います。皆川浩平県議には心よりの応援を、皆川雄二市議には盟友だからこそ徹底的に戦うことを、伝えたいと思います。


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