予算委員会質問内容

  • 菅家 一郎
  • at 2017/2/22 15:09:35
今日は予算委員会の厚生労働省の第5分科会で質問致しました。
以下質問内容です。


自民党の菅家一郎です。宜しくお願い致します。

私は全ての国民が天寿を全うする直前まで健康である事を実現する国を目指して参りたいと考えております。いわゆる健康寿命をいかに伸ばしていけるかに関心を持っています。さて再生医療・細胞治療を中心とした先端医療分野の革新的技術は人類にとって必用であり、日本が先進国のみならず途上国も含め世界になくてはならない存在となれる技術であると考えます。まさに、先端医療、特に再生医療・細胞治療分野は基礎研究・臨床研究・臨床応用まで日本人の研究者、医師が世界の最先端で活躍しております。
特に慶応義塾大学の研究チームがIPS 細胞を使い脊髄損傷の患者を治療する世界初の臨床研究を2018年前半にも始めるとの報道がありました。神経の再生は現代医学では難しく、脊髄を通る中枢神経が傷つく脊髄損傷の治療法はなかったので計画が認められ患者の治療に繋がればと大いに期待しています。その他にもパーキンソン病や目の難病患者に網膜細胞の移植、また、がん免疫細胞の作成により白血病治療への活用、難病研究で6疾患の薬の候補物質の発見、など研究の成果が報道されています。これは苦しんでおられる多くの患者の方々にとって明るい成果であり、生きる希望でありると思います。
そこでIPS 細胞研究など再生医療に対し、国として積極的に支援すべきと考えますが大臣のお考えをお示し下さい。

さて私は一日も早く実用化し、多くの患者を治療し救済して差し上げたいと考えます。基礎から臨床段階まで切れ目なく一貫した支援を行うとともに、再生医療関連事業のための基盤整備ならびに、IPS 細胞等の創薬支援ツールとしての活用に向けた支援を進め、新薬開発の効率性の向上を図る。再生医療の実現化ハイウェイ構想は、その実現に向けて大いに期待しています。
私は再生医療や創薬等の一日も早い実用化を目指し対応して頂きたいと考えますが、国は審査の迅速化・質の向上と安全対策の強化が示されていますが、更なる迅速化に向けて現状と今後の対応についてお示し頂きたいと存じます。

実現化まで、病状によっては待つことが出来ない患者も沢山おります。少しでも可能性があれば、臨床研究や治験を受けたい患者さんが受けられるよう、多数の患者を対象にした有効性・安全性に関する比較試験が可能となるような対策を検討して頂きたいと思いますがお考えをお示し頂きたいと存じます。


再生医療の臨床試験を推進するために、取り組みたい意志がある病院を積極的に対応すべきと考えますが、お考えをお示し下さい。

再生医療の実現化に向けて再生医療実現拠点ネットワークプログラムにおいて再生医療の一日も早い実現を目指して強力に研究を推進する、創薬等への活用では、疾患特異的IPS 細胞の利活用を促進し、難病研究や創薬研究を加速する方針が示されています。私は大いに期待しています。

私の父親は私が大学四年生の時に脳血栓て倒れ右半分麻痺の状態になり家族で介護していた経験があります。病院に入院している患者や介護施設に入所している方々がIPS 細胞治療などの再生医療により生命が守られ、退院出来る日が来る事が私の夢であります。是非、国として一日も早い実現化に向けて更なる財政支援をすべきと考えますが現状と今後の対応についてお示し頂きたいと存じます。

多くの患者を救う為にも一日も早く実用化し市販・医療現場への普及等が必要と考えますが、具体的な対応についてお示し頂きたいと存じます。
 
創薬支援ネットワークの構築により、大学や産業界と連携しながら、新薬創出に向けた研究開発を支援するとともに、創薬支援のための基盤強化を図る。また、創薬ターゲットの同定に係る研究、創薬の基盤となる技術開発、医療技術の実用化に係る研究を推進し、革新的医薬品及び希少疾患治療薬等の開発を支援する、オールジャパンでの医薬品創出に取り組んでおられる事も大いに期待しています。
一方で薬価制度の抜本改革に向けた薬剤費膨張を抑制するために現在二年に一回行われている薬価調査に加え、その間の年においても、大手事業者等を対象に調査を行い、価格乖離の大きな品目について薬価改定を行う基本方針が示されました。
製薬業界などから、利益が減少し新薬開発に支障が出ると主張されています。
私はオールジャパンでの医薬品創出対策に影響がどのようにあるか、新薬の研究・開発のブレーキになるのではないかと危惧致しますが、ご見解をお示し下さい。

頻回の引き下げは医療機関・薬局における在庫薬の資産が減少し、医科・調剤とも経営への影響を危惧する現場の声もありますが、ご見解をお示し下さい。
制度設計において、 再生医療の実現化ハイウェイ構想に支障なく、一日も早い実現化、実用化のブレーキにならず、加速する流れが守られる、また、急速な価格の下落に伴う利益減により、製薬企業における新薬開発のモチベーションが抑制され、我が国の新薬開発力が激減する事がないような制度設計を期待致しますがお考えをお示し下さい。

私は我が国は、IPS 細胞研究など再生医療を活かし先端医療国際国家を目指すべきと考えます。特に希少疾患難病治療に取り組み、難病治療は、日本でならば治療可能という世界的評価を得る国を目指すべきと考えます。我が国は世界の人類の難病治療へ貢献する平和国家を目指すべきと考えますが、大臣のお考えをお示し下さい。







  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://www.election.ne.jp/tb.cgi/99540

コメントを書く

  • 全てを引用

コメント

この絵に表示されている文字列を入力してください (半角で4文字です)
※ このコメントは一度チェックを通しますのですぐに反映されません。

エレログTOP | エレログとは | 運営会社 | 免責および著作権について | お知らせ

政治家ブログ”エレログ”地方議員版ができました。参加お申し込みはこちらから

政治家専門サイト ele-log 国政版 お申し込み 政治家専門サイト ele-log 地方版 お申し込み
国会議員、都道府県知事、市区町村長、都道府県議、市区町村議、および立候補予定者専用

Copyright by Promote committee of Online-Election.,2001-2007, all rights reserved.
ele-log and the ele-log logo are registered trademarks of
Promote committee of Online-Election