ニュースの感想

民主と自民、再起動チキンレース!

  • 三浦博史
  • at 2010/2/02 19:14:07
民主党は小沢幹事長問題でヤマ場を迎えます。様々な憶測がされていますが、小沢氏の幹事長辞任、民主党離党、議員辞職、在宅起訴、許諾請求・逮捕が考えられます。小沢氏が失脚すれば野党の”お金”の攻撃対象は鳩山代表に移るでしょう。また小沢氏が民主党内で失脚しても露骨な権力保存を図れば、参院選は自民にとって有利になるでしょう。さて、ここで問題は自民党です。私個人は、少子高齢化時代にあって、70歳定年なんかナンセンスだと思っています。71歳の人が初立候補したっていいでしょう。いずれ国民の1/4は高齢者になるのですから、代議士が、高齢者年代の代表として立候補してもかまわないと思います。そもそもマッケイン・アメリカ共和党大統領候補は72歳でした。しかし、そうした議論もせずに、いたずらに結論を先送りしている今の自民党執行部は国民から見れば、優柔不断に映り、このままでは”まだ懲りていない自民党”のレッテルを貼られるでしょう。また今の自民党の民主党攻撃の仕方は間違っていると思います。何故なら徹底して小沢問題を追求していますが、そもそもこれは旧態依然とした古い自民党体質が民主党にも”残っていた”と思われているわけで、このお金の問題をいくら追求しても、ブーメラン効果で”民主党、政権獲ったら自民党”なんて揶揄されているわけですから、民主党離れを喚起できても自民党に票は戻らないでしょう。やはり日米関係とか、雇用とか、沖縄基地問題とか”一体民主党は何やってるんだろう!”という課題で民主党を責めれば”一度は民主党にやらせてみたけど、やっぱり自民党かな?”という自民への期待感もでてくるかもしれません。一方民主党は、小沢氏は失脚しても、この数ヶ月間、小沢氏に何も言えなかった有力者たちは国民からみれば小沢氏と一蓮托生なわけです。そこで小沢氏と距離を置いていた野田佳彦氏等が光ってきます。ここで鳩山・小沢が辞任し、新しい、インパクトのある民主党執行部が誕生すれば自民党復活の目は遠のきます。小沢・鳩山を今、追い込むことは、自民党の勝機を逸することにもなりかねないわけです。鳩山邦夫氏に詰め腹を切らせて、鳩山総理を追い込むという噂もありますが、これは絶好の民主再起動のチャンスにつながることでしょう。自民党、民主党、どちらが早く再起動できるか、チキンレースの様を呈してきました。
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コメント

いつもお世話になっています。
小沢幹事長不起訴のニュースが流れました。
どうなるんでしょうか?
マスコミでは「民主党に裏切られた。」と世論
を煽っていますが、僕はそうは思いません。
国民のみなさん(僕も国民のひとりですが)は
もっと求めておられるところは違うところに
あるように思えてなりません。
昨年夏の衆議院選挙による「政権交代」は
まさしく国民・有権者の力に他ならない。
と思います。
もし、自民党に反省だけを迫るのであれば、
これ程までに大きな差はでなかったのではないか
と思います。
政治とは「期待感」と言う言葉は生きていると
思います。
人の気持ちは、面白おかしさだけで変わっていく
ことばかりではないと思います。
急に変わった。急に「政権交代」が起きたわけ
ではありません。
僕自身も平成8年より、脱自民の立場をとって
きました。
それは、やはり自民政権の限界を感じたからです。
国民のみなさんが求める本当の政治のあり方は
どこにあるのでしょうか?
地方議会・地方自治体行政にも同じことが言える
と思います。
住民目線とはなにか?
住民の求めるものはどこにあるのか?
国民目線とはなにか?
国民の求めるものはどこにあるのか?
国民のみなさんは「政治とかね」よりも、生活や
景気回復に対して本当の求めるところがあると
思います。
企業癒着は確かに許しがたいことではありますが
、国民は本当のところ関心は薄いのではないか?
そこに税金の無駄使いがあれば許し固い話しでは
ありますが、この国がどうなっていくのか?
国民目線はしっかりと見ていると思います。
いろいろな議論はありますが、「政治とかね」で
は司直によって判断され、国会では景気回復等を
本来議論して頂かなければならないのではないで
しょうか!!
この国の将来・未来をしっかりと時間をかけて
議論して頂きたいと思うのは僕だけでしょうか。
本質を忘れては本末転倒となるのではないでしょ
うか。

  • Posted by 吉野町議会議員 辻本茂
  • at 2010/02/03 14:03:10

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