ニュースの感想


昨日放送の「サンデースクランブル」(テレビ朝日)に出演しました。

今回の民主党代表選挙について番組内でも発言しましたが、民主党が本気で自民党に勝とうとするならば、まずは鳩山氏が代表選立候補を辞退すべきだったと思います。「私は小沢氏とは一蓮托生。その小沢氏が辞任するからには私も出馬しない」と言えば良かったのです。これこそが強烈な「脱・小沢」のメッセージなのです。

次に岡田氏ですが、「鳩山氏が出馬しても、今回のような短期間の出来レースの代表選なら私は出ない」、「最低でも1週間程度かけて所属議員(国民)の皆さんの判断を仰ぐべきだ」と発言していれば多少のサプライズにはなったでしょう。

党人事も然りです。小沢氏が代表代行(選挙担当)に決まってから、岡田氏の幹事長起用が決まったというのも不自然です。本来のナンバー2ポストより先に代表代行が決まるということに対し、岡田氏は「選挙を担当しない(できない)幹事長ポストなら受けない」と拒否すれば、これもサプライズになったでしょう。

今回の“ノーサプライズ”の代表交代劇で自民党はホッと胸をなでおろしたに違いありません。誰かの傀儡か否かは当事者が否定しても説得力はありません。会社でも“院政”というものは、その人事を見れば明らかになるのです。


  • コメント (1)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://www.election.ne.jp/tb.cgi/75989

コメント

サン・スクの選挙予測に驚きました。
自民党205対民主党211とは余りにも的確な数字に専門家の見識を見た思いです。自民党古賀氏の勝敗ラインは200発言が証明しましたね。今後も、公平な予測を期待しております。

  • Posted by 岡安 進
  • at 2009/05/21 09:16:20

エレログTOP | エレログとは | 運営会社 | 免責および著作権について | お知らせ

政治家ブログ”エレログ”地方議員版ができました。参加お申し込みはこちらから

政治家専門サイト ele-log 国政版 お申し込み 政治家専門サイト ele-log 地方版 お申し込み
国会議員、都道府県知事、市区町村長、都道府県議、市区町村議、および立候補予定者専用

Copyright by Promote committee of Online-Election.,2001-2007, all rights reserved.
ele-log and the ele-log logo are registered trademarks of
Promote committee of Online-Election