私のサラリーマン時代の銀行の上司が、最近、『昭和天皇は朝日新聞がお嫌いだったのか』を上梓されました。マスコミが為政者に厳しいのは、それなりの意味あいもあると思ってましたが、この本を読んで改めて、大手マスコミのプロパガンダの怖さを再認識させられました。また、例の「欲しがりません、勝つまでは」の戦時標語は、1942年、朝日、毎日、読売大手3紙の募集で、かつ応募した小学生の標語によるこの朝日新聞の大キャンペーンで、まさに一億総動員のプロパガンダに資したこと等もわかりやすくつづられてあります。また、つい先日も沖縄辺野古ゲートを訪れた大江健三郎氏が、昭和34年~59年までの北朝鮮帰還運動を”地上の楽園”、と奨励し、あるいは”自分には帰るべき朝鮮がない。なぜなら日本人だから”(群像昭和36年3月号)といった発言等、文化人の責任論についても触れています。後半の、『朝日新聞に、国民の「ご裁断」』、陛下が朝日をお嫌いだったと断定できる記述など、久々面白い本でした。ぜひご一読を!
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