お知らせ

「めざましテレビ」出演

  • 三浦博史
  • at 2008/6/04 10:26:13

今朝のフジテレビ「めざましテレビ」に出演しました。アメリカ大統領選挙の民主党予備選で、なぜ土俵際まで追い詰められているヒラリーがここまで踏ん張っているのか?についてのインタビューです。放映された部分に若干追加してご紹介します。

①ヒラリー陣営はオバマが民主党内で指名を受けても、ヒラリー支持層を無視・敵に廻すことは、11月の本選挙で「対マケイン(共和党)には勝てない」ということを知らしめ、副大統領候補に指名されるのを待つ。

②同上の“デモンストレーション”により、オバマ大統領誕生の際にはヒラリー本人でなくても、親ヒラリーの人材をホワイトハウス、または閣僚に送り込む。

③今でもヒラリーは1%程度の可能性ながらも「大逆転」の奇跡を信じている。あまり知られていませんが、特別代議員は党大会の時に現在表明している支持候補を変更することができ、党大会当日「オバマ支持」から、一転「ヒラリー支持」に変わることも制度上ありうる。ヒラリーは映画「ロッキー・ザ・ファイナル」のように、“ネバー・ギブアップ”の姿勢を貫くことにより、特別代議員の心を惹きつけ最後の「大逆転」を狙っている。

④最後の最後まで指名争いに残った史上初の女性大統領候補として、不屈の精神、不退転の姿勢を示すことで、ヒラリーを支持する、してきた多くの女性、労働者支持層に対し、美談として歴史の1頁として後世に残す。

等が挙げられます。オバマは「勝利宣言」するものの、「非・反オバマ層」が共和党に流れてしまっては、来る本選挙でマケインに勝つことはできません。指名を受けた後、ただちに対マケイン攻撃の選挙戦が始まりますが、その前にヒラリー支持層を離反させないための党内戦略が不可欠となります。

同様に、マケインも最も共和党支持基盤の弱い西部(アリゾナ州)出身ということで、本来の保守基盤の強い東部・南部に強い副大統領候補が必要でしょう。無論、依然としてライス国務長官の名前も消えていません。


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