ねんきん特別便が送られてきた、という方から「どうしたらいいかわからないので見て欲しい」という相談を受けました。
相談に来られた方は、以前に会社に勤めていたときの厚生年金の記録が抜けていると社会保険事務所に問い合わせたところ、そういった会社は見当たらないと文書で回答をもらいあきらめかけていたが、突如「ねんきん特別便」が届き、とまどっているとのことでした。
その中味を見せてもらいましたが、本当にわかりにくい。データの見方を説明してくれる紙が入っていますが、専門の言葉が多くてなかなか理解できません。30分くらいああだこうだ話していましたが、専門家に聞いてみようということになって、年金問題について日頃アドバイスをいただいている社会保険労務士の方に連絡を取り、想定されるケースを説明しました。
そして、社会保険事務所に行く前に、空白期間について自分の歴史をしっかり書き出して、その時期に何をしていたのか一つ一つ確認し、その間会社員だったのか、自営業だったのか、配偶者の年金に入っていたのか、しっかり分けて整理してメモをつくるようアドバイスしました。
その方も、以前社会保険事務所に問い合わせたとき、担当者があまりにも事務的に対応されたのでもう一回行くのは腰がひけると言っておりました。しかし、記録に空白期間があって、ねんきん特別便が来ている以上、なんらかの記録が見つかった確率は高いので、ぜひ問い合わせたほうがいいと背中を押してあげることでやっと勇気が出たようでした。このように、「ねんきん特別便」をもらった方でも、内容の分りにくさのみならず、なかなか相談しにくい状況もあるようで、年金記録問題解決の難しさを改めて実感しました。
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